ストレスによるむくみで体重急増!ストレスをためない方法とは

ストレスがむくみの原因になるってご存知でしたか?ストレスは食欲を増進させたり脂肪を燃焼しづらくするだけでなく、むくみの原因にもなるダイエットの大敵なんです。ストレスが身体に与える悪影響を知って、上手にストレスと付き合っていきましょう。

ストレス太りはむくみのせいかも

「ストレスが原因で太った」という話を良く耳にしますね。ストレスで太ると聞くと、ストレス解消のために食べすぎてしまったことが原因だと思う人が多いかもしれません。それだけでなく、ストレスはむくみを引き起こす原因にもなるのです。やけ食いをしたわけでもないのに、イライラした翌日に体重がどっと増えていたら、それはストレスによるむくみのせいかもしれません。

何故ストレスを感じるとむくむの?

ストレスは生きている以上誰も避けては通れないものですが、過度のストレスは身体にも様々な悪影響を及ぼします。ストレス社会と呼ばれる現代では、ストレスは風邪と並び「万病の元」と呼ばれています。

ストレスホルモンが水分代謝を低下させる

私たちがストレスを感じると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が活発になります。 このコルチゾールは副腎皮質ホルモンの一種で、代謝や免疫に関わるなくてはならない大切なホルモンなのですが、過剰に分泌されると筋肉を構成するたんぱく質に悪影響を及ぼし、筋肉を痩せ細らせてしまいます。体内のリンパや水分を運搬する筋肉が衰えてしまうと、体内の水分代謝が悪くなり、むくみの原因に繋がります。

コルチゾールはむくみの原因となる他、メラトニンやセロトニンといった成長ホルモンの分泌を妨げるのです。成長ホルモンが出にくくなると、脂肪を蓄積しやすくなったり、食欲をコントロールしにくくなるといわれています。ストレス太りの原因は、このコルチゾールの過剰分泌が原因だったんですね。

自律神経が乱れ血液の流れが悪くなる

自律神経とは、身体や脳を緊張させ働きを活発にする交感神経と、身体をリラックスさせ回復を図る副交感神経の2つの神経から成り立っています。この2つの神経はスイッチのオンオフのように交互に働いているのですが、ストレスを感じていると交感神経が優位な状態が続いてしまうようになります。

交感神経には血管を収縮させる性質があるので、血液やリンパ流れが滞りやすくなり、それが原因でむくみが生じやすくなると考えられています。

ストレスが原因?特発性浮腫とは

特発性浮腫は、女性に多く見られる検査をしてもあきらかな原因が特定できない慢性的なむくみのことです。原因は明らかになっていませんが、特に神経質でストレスを抱えた人に多くみられることから、ストレスと深い関係があるのではないかと考えられています。

特発性浮腫自体は、重い疾患ではないので過剰な心配は必要ありません。ですが、放置していると他の病に繋がる恐れがありますので、これらの症状がある時は一度診療機関に相談することをおすすめします。

短時間で体重が急に増える

特発性浮腫の一番の特徴は、一日の体重の増減が激しいことです。診断の基準は朝と夜の体重の差が1.4kg以上あることとされ、人によっては2~3kgの増減があることもあります。

顔や手足にむくみが出る

顔や手足が慢性的にむくみ、夕方にむくみがひどくなると、腹部など全身までむくみが及ぶこともあります。むくみでパンパンになった手足に痛みが生じることもあります。

頭痛や倦怠感も

特発性浮腫は精神面にも症状が現れることがあります。疲労を強く感じて頭が痛くなったり、倦怠感や不安感が強くなるうつのような状態になることも。

ストレスをこまめに解消しよう

ストレスを完全になくすことは不可能ですが、こまめに解消することで心と身体への悪影響を軽減することができます。休日には自分の好きなことを楽しむ時間を作って、心と体を健やかに保ちましょう。

ストレス解消と言われても何をしたら良いのか悩んでしまう人には、特にストレス解消に効果があるといわれているこれらの方法がお勧めです。

おいしい食事

気心知れた仲間と、おいしいものを食べましょう。ストレス発散のための食事に必要なことは、良く噛んで食べること。噛む行為によって、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが分泌され、ストレスが軽減されるといわれています。

果物に含まれるビタミンCや牛乳などに含まれるカルシウムも、ストレス軽減に効果的です。

のんびりバスタイム

ストレス発散におすすめの入浴方法は、38℃~40℃程ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる半身浴。低めのお湯にじっくりと浸かる半身浴は、リラックスを司る副交感神経を優位にするといわれています。

バスルームの明かりを消して、キャンドルを灯すとさらにリラックス効果がアップ。香りの良い入浴剤を使ったり、防滴スピーカーでリラクゼーションミュージックを流すのもおすすめです。

腹式呼吸

昔から緊張を和らげる手段に深呼吸が挙げられていたように、呼吸とストレスは密接な関係があります。お腹を使ってめいっぱい空気を吸い込む腹式呼吸は、いつでもどこでも簡単に行えて、即効性が高いリラクゼーションだといわれています。

インナーマッスルを鍛える効果もあるので、続けていけば引きしまった腹筋に近づけるかもしれません。

  1. 軽く鼻から息を吸い込んで、口からお腹の空気をすべて吐き出します。12秒かけてゆっくりと。
  2. 鼻から6秒かけてゆっくりと、おなかを膨らますように空気を吸い込んでいきます。
  3. お腹がぱんぱんになるまで空気を吸いこんだら、そのまま6秒ほど静止します。
  4. 最初と同じように、12秒かけて口からお腹の空気をすべて吐き出します。

 

このセットを一日10回ほど行うのが理想的です。連続して行う必要はありませんので、気付いた時に腹式呼吸でリフレッシュしましょう。

適度な運動

運動をすると、脳内麻薬とも呼ばれるしあわせホルモンβエンドルフィンが分泌されるといわれています。運動をするとなんだか気分が高揚するのは、快楽物質βエンドルフィンのおかげ。

ウォーキングやジョギングといった一定のリズムで運動を続けるリズム運動は、抗ストレス効果があるセロトニンが分泌しやすいので、ストレス解消に特に向いているといわれています。

運動が苦手な人が無理に運動をしようと逆にストレスになってしまうと思うので、ヨガやストレッチなど自分が気持ち良いと思える軽い運動から始めるのが一番です。

ストレスむくみには漢方も効果的

ストレスを思うように解消できない場合は、「ストレスに至る原因を根本から整える」と考える漢方に頼ってみるのも良いでしょう。ひとくちにストレスといっても、イライラ、不安、無気力など様々なタイプのストレスがあります。

自分の感じているストレスに合った漢方薬を選ばないと効果は期待できないといわれています。漢方薬を選ぶ時は、漢方を扱う診療機関や漢方相談ができる薬局に相談するのがおすすめです。

抑肝散(よくかんさん)

神経の高ぶりや筋肉のこわばりを落ち着け、心身をリラックスさせてくれます。カンが強い子どもの夜泣き対策にも良く使われる薬で、イライラに悩まされる気滞というタイプの人に向いています。

加味帰脾湯 (かみきひとう)

不安や緊張、イライラ感を沈め、良く寝付けるようにしてくれます。体が虚弱で貧血気味、胃腸が弱い血虚と呼ばれるタイプの人に向いています。

桂枝加竜骨牡蛎湯 (けいしかりゅうこつぼれいとう)

心身の神経の高ぶりを沈めて、気力をつけて心の乱れを落ちつけてくれます。神経質で不眠、動悸に悩まされる陰虚というタイプの人に向いています。

ストレスをため込まないことが大切です

満員電車、仕事、人間関係、車の排気ガス、スマートフォン、私たちの日常にはストレスの元が溢れています。ストレスをこまめに解消せずにため込んでしまうと、むくみだけでなく肥満や自律神経失調症などといった様々な病へと繋がってしまうかもしれません。自分にぴったりのストレス発散方法を見つけて、ストレスと上手に付き合っていきたいですね。