低気圧の日はむくみやすい?こんな季節に要注意

低気圧がむくみの原因になるって本当?頭が痛い、だるいなどと不調を訴える人が増える低気圧の日には、むくみも起こりやすくなるんです。低気圧がむくみを引き起こす原因と、低気圧の日でもむくみにくくなるコツをご紹介していきます。

低気圧の日はむくみやすいって本当?

低気圧の日には、頭が痛い、肩が凝る、だるいなどと身体の不調を訴える人を多く見かけます。同じように、低気圧の時には、身体にむくみが生じやすくなるといわれています。

体重が急に増えるのはむくみのせいかも

多くの女性が、天候の変化で体調が悪くなる「気象病」に悩まされています。雨がしとしとと続く時期に、急に体重が増えたら、それは低気圧が原因で身体がむくんでしまったせいかもしれません。

低気圧でむくみやすくなる原因とは

なぜ気圧が低くなると、身体がむくみやすくなるのでしょうか。それには大きく分けて2つの原因があります。

気圧が下がると水分が滞りやすくなる

気圧が低くなると、血管が膨張して血液の流れが滞りがちになります。血流が悪くなると身体に溜まっている余分な水分がうまく排出できずに 、むくみの原因となります。

自律神経のバランスが崩れる

私たちが晴れの日を気持ち良いと思うのは、晴れた日は交感神経が優位になり、脳や身体の働きを活発にしてくれるからです。逆に天気が悪い日は副交感神経が有利になり、脳や身体は休息のためのリラックスモードに入ります。台風など急激に気圧が下がる時は、副交感神経が作用しすぎてしまいます。そのため、リラックスモードを通り越し、だるさや頭痛、むくみなどの不調を生み出してしまうと考えられています。

こんな時期は低気圧のむくみに要注意

低気圧が原因でむくんでしまうことは一年中いつでもあります。が、特に低気圧によるむくみや体調不良に気をつけて欲しいシーズンは、春・梅雨・秋といった季節の変わり目。「季節の変わり目は体調を崩しやすい」といわれているのは、こんな理由もあるからなんですね。

寒暖差の激しい春

春は三日寒い日が続いた後、暖かい日が四日続き、また寒い日が続く三寒四温といわれる季節。寒さと暖かさの差が激しく、一年で一番気圧が変動しやすい時期です。

雨の日が多い梅雨

梅雨の時期は、慢性的に続く低気圧が原因で体調を崩しやすい時期。晴れた日と雨の日の温度差やじめじめした湿度も、自律神経に悪影響を及ぼすといわれています。

台風が近づく秋

急激に気圧が変化する台風が近づく秋も、低気圧原因のだるさやむくみに悩まされる人が多い季節。台風が直撃している時よりも、徐々に台風が接近しているタイミングに体調不良が現れやすいといわれています。

むくみを予防するポイント

低気圧でのむくみを防ぐために必要なのは、気圧の変動に左右されない健康な身体作り。特別なことは何も必要ありません。毎日の生活を見直すだけで、低気圧の不調に負けない強い身体に近づけるのです。

良質な睡眠をとる

良質な睡眠は、乱れた自律神経に良い影響与えるだけでなく、溜まったストレスを発散する効果があります。ストレスを抱えている人は、気圧による体調の変化を感じやすいといわれていますので寝不足は厳禁!

低気圧の影響を受けるような季節は、ジメジメ蒸し暑かったり、寒かったり、なかなか寝付きにくいものです。エアコンで 湿度や温度を調整して、毎日しっかり熟睡できるように寝室の環境を整えると良いでしょう。

塩分や水分を控える

塩分の強いものを食べると、喉が渇きます。これは体内の塩分濃度が高くなりすぎないため、塩分を薄めようとする身体の防御反応です。塩分に含まれるナトリウムは、体内に余分な水分を留めてしまう作用があるために、むくみの原因になります。

低気圧の季節にむくみが気になり始めたら、外食やスナック菓子など塩分の強い食べ物と、水分の摂りすぎを控えた方が良いでしょう。

長時間同じ姿勢でいない

仕事や家事をしているとずっと同じ姿勢が続いてしまうことが良くありますが、これは血液の巡りを妨げ、身体がむくんでしまう原因になります。1時間同じ姿勢が続いたら、腕や足をぐーっと伸ばしてストレッチをしましょう。むくみ予防だけでなく、頭痛や肩凝りの予防効果もあります。

適度な運動

血液の流れを作り出す筋肉が衰えると、やはり血液の巡りが悪くなり、むくみやすい身体になってしまいます。運動の習慣がない人は、いつもよりひと駅多く歩く、お風呂上りにはストレッチタイムを作る、朝はラジオ体操をするなど、無理のない範囲で生活に軽い運動を組み込んでいくと良いでしょう。

カリウムを含む食品を摂る

カリウムには、摂りすぎてしまった塩分や水分を排出してくれる働きがあります。現代では気を付いていても塩分の摂取量が増えてしまいがちですので、カリウムが入っているこれらの食品を積極的に食べることをお勧めします。

  • アボカド
  • ホウレンソウ
  • 納豆
  • 大豆
  • 焼き芋
  • にんにく

むくんでしまった時の対処法

気をつけていたはずなのに、むくみで足や顔がパンパンになってしまった!そんな時は、こんな方法で余分な水分を体内へ排出してスッキリしましょう。

部屋の湿度を下げる

雨が降って部屋の湿度が高いと、汗が蒸発できずにむくみやすくなってしまいます。部屋の湿度が高すぎるときは、除湿機やエアコンで部屋の湿度を下げると良いでしょう。快適な部屋の湿度の目安は50%~60%程度だといわれています。

お風呂でしっかり温まる

お風呂はむくみに悩む人の強い味方。身体を温める温熱効果と、発汗作用、そして水圧による血行促進効果で、むくみを解消してくれます。入浴温度はぬるめの38℃~40℃で、20分程度のんびりと浸かるのが理想的です。

むくんだ場所を温める

出かける前などのんびり入浴をしているヒマがない場合は、ホットタオルでむくんでいる部分を温めましょう。体温を上げることで血流が促進され、むくみ解消に効果的です。

ホットタオルの作り方は、薄手のタオルを水で濡らして固くしぼり、ビニール袋に入れてレンジで1分加熱するだけ。最初はかなり熱いのでやけどに注意して、気持ち良い温度になるまで少し冷ましてからむくみが気になる箇所に乗せてくださいね。

マッサージ

私たちの身体の血液の70%は下半身に集まっているので、ふくらはぎの血行を良くすれば全身の血行が良くなるといわれています。むくみが気になるときは、足首から膝に向かって滞った血液を押し戻すようにさすってマッサージしましょう。

飛行機に乗った時のむくみも低気圧が原因

飛行機に乗った時にむくみに悩まされる人は多いですが、あのむくみも低気圧が原因だったのです。約2,000mという高度な場所にいる飛行機の中は気圧がとても低い上、乾燥していて冷えやすいので、むくみが起こりやすいのです。

機内でもできる対処法は?

水分の摂り過ぎは厳禁ですが、水分不足もまたむくみの原因となります。乾燥している飛行機の中では、しっかりと水分補給をするようにしましょう。体内に水分が残りやすいスポーツ飲料が特におすすめです。

窮屈な靴を履いたままだと足の血行が悪くなるので、携帯スリッパを持ち込んで、靴を脱いで足をリラックスさせるのも効果的です。事前に着圧ストッキングやソックスを履いておくのも良いですね。

低気圧に悩まされるのはあなただけじゃない

なんと、女性の70%が低気圧による体調不良に悩まされているというデータがあります。低気圧のたびに頭が痛くなったり、むくんでだるくなるのは、あなた一人だけではありません。

低気圧の体調の悪さは毎日の生活を整えることによって、少しずつ楽になっていきますので、できる範囲で食生活や運動習慣を見直してみてくださいね。